『いいご身分だな、俺にくれよ』レビュー|策略で成り上がる転生貴族なろう小説のおすすめポイント

レビュー

「異世界転生ものの中でも、主人公がどんどん成り上がっていくWeb小説を読みたい」

「知識と策略を武器に貴族社会を渡り歩く主人公が好き」

「個人の出世だけでなく、国の発展や戦争まで描かれるスケールの大きな物語を読みたい」

そんな方に今回おすすめしたいのが、『いいご身分だな、俺にくれよ』です。

本作の大きな魅力は、侯爵家の嫡男を目指すところから物語がスタートし、主人公がさまざまな策略を駆使しながら、どんどん上の地位へと成り上がっていくところです。

さらに、転生者としての知識や経験を活かすことで、周囲からは「先の出来事まで見通しているかのような人物」として評価されていきます。

今回は、実際に読んでいて特に面白いと感じたポイントを中心に紹介します。

この作品を一言でいうと

「転生者としての知識と策略を武器に、貴族社会から国を動かす存在へと成り上がっていく物語」

事故で死亡した主人公は、侯爵家の子息アイザックとして異世界転生します。

しかしそこは、妹がプレイしていた恋愛ゲームの世界。

ゲーム内容を完全に把握しているわけではありませんが、ある程度の知識があります。

そんな世界で自らが望む未来を手に入れるため、アイザックの成り上がり劇が始まります。

作品情報

作品名 いいご身分だな、俺にくれよ
作者 nama
投稿サイト 小説家になろう カクヨム
ジャンル 現代ファンタジー(ハイファンタジー)、戦記、学園、転生
主人公 男性主人公
連載状況 連載中(全897エピソード)
書籍化 書籍化・コミカライズ済み

※作品の詳細な情報については、投稿サイトの作品ページをご確認ください。

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あらすじ

事故で死亡した主人公は、侯爵家の子息アイザックとして異世界に転生します。

しかし、そこは妹がプレイしていた恋愛ゲームの世界でした。

王子を含む高位貴族たちが婚約者を裏切り、一人の令嬢に群がるという、主人公からするとかなり酷い世界です。

そんな未来を知っているアイザックは、王子を排除し、自分が成り上がることを目指します。

まずは侯爵家の嫡男となるため、何かと嫌がらせをしてくる腹違いの兄を排除するところから行動を開始。

転生者としての知識や経験を活用しながら、さまざまな策略を巡らせ、少しずつ自分の立場を確立していきます。

そして、侯爵家の中での地位争いから始まったアイザックの成り上がりは、やがてより大きな舞台へと広がっていきます。

この作品の面白いところ

ゲーム世界への転生から始まる成り上がり

本作は、主人公が恋愛ゲームの世界に転生するところから物語が始まります。

しかも、単純にゲームの主人公として転生するわけではなく、アイザックが転生したのは侯爵家の息子という立場。

さらに、自分がこれから巻き込まれることになる世界の未来をある程度知っているという設定です。

だからこそ、アイザックは自分が望む未来を手に入れるために行動を起こします。

まず目指すのは侯爵家の嫡男としての地位。

そこからさらに上を目指していくため、物語の序盤から「この主人公はどこまで成り上がっていくのだろう」と期待しながら読み進められます。

主人公がどんどん成り上がっていくカタルシス

本作最大の魅力は、やはり主人公の成り上がりそのものです。

最初は侯爵家の嫡男の地位を狙うところから始まりますが、そこで終わりません。

さまざまな出来事を乗り越えながら主人公の立場はどんどん大きくなり、最終的には皇帝にまで成り上がっていきます。

一つの目標を達成したら、さらにその先へ。

物語が進むほど主人公の立場が変化していくため、長編作品ならではの「成り上がっていく過程」をじっくり楽しめる構成になっています。

策略を駆使して周囲を動かしていく主人公

アイザックは、単純な力業だけで成り上がっていく主人公ではありません。

目的を達成するために、さまざまな策略を巡らせます。

相手の立場や状況を利用しながら、自分にとって有利な状況を作り出していく。

そうした行動を積み重ねることで、アイザックは次第に周囲から一目置かれる存在になっていきます。

家柄やこれまでの実績も加わり、稀代の策略家として恐れられ、同時に敬われる存在へ。

「次はどんな策略を使うのか」と考えながら読むのも、本作ならではの楽しみです。

転生者の知識が、周囲からは「未来を見通す力」に見えるギャップ

アイザックは転生者ゆえに前世の知識や経験を持ち、さらに転生先がゲームの世界であるため、その世界についての知識も持っています。

その知識を活かして先を見据えた行動を取るのですが、周囲の人々にはアイザックがなぜそんな行動を取れるのか分かりません。

結果として、アイザックの行動は周囲から見ると、まるで未来を見通しているかのように映ります。

本人は転生者として知っていることを利用しているだけなのに、周囲からはとんでもない人物として評価されていく。

この「主人公が知っていること」と「周囲からの評価」のギャップが、本作を読んでいて特に面白いと感じたポイントです。

人当たりの良さと、目的のためなら冷酷になれる二面性

アイザックは、普段から周囲に冷酷に接する人物ではなく、むしろ人当たりの良い一面を持っています。

しかし、自分の目的を達成するためであれば、冷酷な判断を下すこともできます。

この二面性こそがアイザックという主人公の魅力です。

「人当たりの良い主人公」と「策略のためには非情な判断もする主人公」という、一見相反する部分を併せ持つため、単純な善人でも悪人でもない主人公として描かれているところが読みごたえがあります。

成り上がりのスケールが、個人から国家へ広がっていく

本作のもう一つの魅力は、物語のスケールがどんどん大きくなっていくところです。

最初は侯爵家の嫡男を目指すところから始まりますが、主人公が上の地位へと成り上がるにつれて、物語の舞台も広がっていきます。

やがて王として国を動かす立場になると、転生者としての知識を活用した文明の発展や、戦略を駆使した戦争なども描かれるように。

個人が成り上がるだけでなく、国そのものを発展させ、勢力を拡大していく。

物語が進むほど「一人の転生者の成り上がり」から「国を動かす物語」へと変化していく様子を楽しめます。

こんな人におすすめ

  • 主人公がどんどん成り上がっていく作品が好きな人
  • 策略や謀略を駆使する主人公が好きな人
  • 転生者の知識を活用する作品が好きな人
  • 貴族社会や権力争いを描いた作品が好きな人
  • 主人公の成長とともに物語のスケールが大きくなっていく作品が好きな人
  • 戦争や国家運営まで描かれる長編なろう小説を楽しみたい人

逆に、こんな人には合わないかも

  • ハーレム展開が苦手な人
  • 主人公が策略や謀略を巡らせる展開が苦手な人
  • 個人の冒険や戦闘を中心に楽しみたく、国家運営や戦争などの大きな展開を求めていない人
  • 主人公自身が直接戦闘する作品を楽しみたい人

個人的な評価

総合評価

4.6 / 5.0
ストーリー★★★★★
キャラクター★★★★☆
作品の雰囲気★★★★★
読みやすさ★★★★☆
世界観★★★★★

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まとめ

『いいご身分だな、俺にくれよ』は、転生者としての知識と策略を活用しながら、主人公がどんどん成り上がっていく作品です。

最初は侯爵家の嫡男を目指すところから始まりますが、物語が進むにつれて主人公の立場は大きく変化していきます。

特に面白いのが、主人公がさまざまな策略を巡らせ、その行動によって周囲から稀代の策略家として評価されていくところ。

転生者としての知識を利用した行動が、周囲からは未来を見通しているかのように受け取られるのも本作ならではの面白さです。

そして主人公が上の地位へと成り上がっていくにつれて、物語のスケールも大きくなっていきます。

最終的には国の発展や戦争なども描かれるため、主人公の成り上がりだけでなく、その先で国そのものが変化していく物語を楽しめる作品になっています。

「策略を駆使する主人公の成り上がりものが読みたい」という人には、ぜひおすすめしたい一作です。

原作を読んでみる

ここまで読んで「ちょっと気になる」と思った方は、ぜひ実際に本編を読んでみてください。

→ 小説家になろうで『いいご身分だな、俺にくれよ』を読む → カクヨムで『いいご身分だな、俺にくれよ』を読む

※この記事は作品の魅力を紹介することを目的としたレビュー記事です。作品の最新情報・掲載状況などは、掲載サイトの作品ページをご確認ください。

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